日本には、「関、セキ」という、ことばがあります。
このことばを読み解くと、「日本の政治」が見えてきます。
これは、とても、日本的なことばです。日本の国技に「相撲」がある。
その名前に「関、セキ」が付くと、最高位の相撲取りになる。
その、お相撲さんに「しこ名、名前」の後に付く。
「…関、…ゼキ」と。接続詞になると、セキ→ゼキ、の発音になります。
これが、敬称になります。
「敬称、ケイショウ」とは、相手に敬意を表す表現です。
又、「関」は、せきとめるという意味があるので、水をせきとめるところや、昔の縄張りを通るところの門ので所を「関所、セキショ」ところ言って、重要な要所でもありました。
又、囲碁では、お互いに、攻めあって、膠着、コウチャク、つまり、双方手出しできない時にも「関、セキ」と言います。(これは、言い換えて、「特、トク」ということもあります)。
このように、スポーツや日本的ゲームには、「関、セキ」が良く出てきます。
このように、日本の戦いは、「関、セキ」で語ることができる。
1600/09/15,日本で最も激しい争いのあった時代、戦国時代のこの日です。
この土地、岐阜県、「関、セキ」の付く「関ヶ原町」です。
この日、徳川家康が、勝ちました。
それによって、「天下、テンカ」を取りました。
「天下、テンカ」とは、一国の政治のことです。
このことから、一般に重大な戦いを「天下、テンカ分け目の関ヶ原」と言われる。
このように、日本は、戦いや争いの原点は、「関、セキ」にある。
しかし、それは、政治から、派生し、日本の文化として、色んな形で残っています。
日本で、一番大きな戦いが、行われた「関ヶ原、セキガハラ」は、今も、残っています。
そこには、激しい戦いがあったことが、今も、語り継がれています。
又、今、政治や行政が行われている場所に、東京の「霞ヶ関、カスミガセキ」という所があります。
そこには、「関、セキ」が付いています。
このように、「関、セキ」は、日本の政治から、派生して、多くの大事な「関、セキ」が今なお、存在しています。
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