今のインターネット社会は「目立つこと」が非常に重要でこれがないとなかなか良い結果にならない。
だから炎上とかして、盛んに目立つことをする人が存在したりする。
私がブログを書いていると、この頃盛んに家族から言われる言葉があります。
「中庸に生きなさい」
中庸とは、常にかたよらず、いつも変わらないことです。
この漢文を読んでいこうと思います。私のお気に入りはこの二節です。
「中庸」は、中国の書物です。
喜怒哀楽之未発、謂之中、発而皆中節、謂之和、中也者、天下之大本也、和也者、天下之達道也、致中和、天地位焉、万物育焉、 朱子章句第一章 「中庸」より引用
喜怒哀楽を出さずにみんな「中」であればみんな上手くいって、人間関係、政治、天地万物(すべて)上手くいく。
仲尼曰、君子中庸、小人反中庸、君子之中庸也、君子而時中、小人之反中庸也、小人而無忌憚也、 朱子章句第二章 「中庸」より引用
人格が立派な人は「中」で、そうでない人は、「中」ではない。人格が立派な人は中庸で、そうでない人は中庸ではない。「中」でない人は遠慮がない。
私は、普通の人です。だから、偉そうなことは何もいえない。しかし、昔から伝えられている書物には、時代を超えて色んなことを教えてくれる。
私は、一冊の古びたノートを借りた。倫理、つまり道徳を学びたいと今更ながらに強く思うのです。
この頃は、自己主張しなければなかなか認められなくなったような世の中を感じるからです。
相手にたいしてもっと思いやりを伝えたいけれども、不器用な私はうまく言葉にできずにいます。
だから、言葉に出さなければ恨まれたり、不満を持たれることが、多くなりました。
これは、心の中に相手を信頼していない、だからこそ、自己主張しなければならないようになったような感触を感じます。
だから、私は、「信頼される」にはどうすれば良いか考えることが多くなりました。
私は、あまり人に対して、疑いを持たないので、いつも騙されています。
しかし、家族はこれから気をつければ良いよ、って言われる。
インターネットで、個人情報が流出して大変だったり、ハッキングされたりした。
しかし、そんな私を支えてくれた人々もいた。
人生、「中」、普通が一番幸せだと思う。
「自然に生きる」これは、とても難しくて、一番大切な人生の処方箋だと思います。私は、平凡な幼少期の人生ではなかったので、特にそう感じています。
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